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クリスマスにはクリスマスソングを!と思っている世の中の大多数の人には

全く必要ないけど、クリスマスにもキンクスを聞きたい人にお勧め!

そんな人はそうそういないでしょうが・・。

でもこのアルバム、なかなか良いアルバムです。

クローチ・エンド・フェスティヴァル合唱団を従えて

2009年にエアー・スタジオとコンク・スタジオで録音。

それも発売はイギリス・デッカレコードのクラシック部門から発売されています。

Crouch End Festival Chorus HP

何と言っても、やっぱり曲が良いのです。

じっくり聴いていると泣けてきます。

レイ・デイヴィスの声とコーラスが何故か、荘厳な聖歌のように聞こえてくるし。

由緒あるクリスマス・アルバムになっています。

ただ一つ残念なのは、the kinks となっていますが

弟のデイヴは参加していません。

ジャケットの絵はウィリアム・ブレイクの

「God Writing upon the Tables of the Covenant」

ウィリアム・ブレイクの絵も一層雰囲気を盛り上げています。

1.days
2.waterloo sunset
3.you really got me
4.victoria
5.see my friends
6.celluloid heroes
7.shangri-la
8.working man’s cafe

village green medley
9.village green
10.picture book
11.big sky
12.do you remember walter?
13.johnny thunder
14.village green preservation society

15 all day and all of the night

これだけの名曲が入っているので、絶対聴いて損はしないアルバムです。

来年あたり、waterloo に行きたいな!

amazonを見たら、黒ふちのジャケットのアルバムも出ていました。

クリッシー・ハインドをフィーチャーした

「postcard from london」が追加されています。

おいおい 今更かよ・・・

なので 黒ふちの方がお薦めです。

やっぱり普通のクリスマス アルバムが欲しい人は。

クリスマスといえば、このアルバムしかないでしょう!

というくらい好きなアルバムです。

さすがは鬼才、フィル・スペクターの為せる技という感じで、最初から最後まで

魅力いっぱいのアルバムです。

これも買って損無しというか、一生これ一枚でもOKな

クリスマス・アルバムです。

フィル・スペクター本人は刑務所暮らしですがね・・・